1-3歳

心と社会性

噛みつき・叩きへの対処|Tremblay攻撃性発達軌跡が示す”2歳ピーク”の真実

「お友達を噛んだ/叩いた…うちの子だけ?」 1〜3歳の 物理的攻撃(噛む・叩く・押す) は、モントリオール大の Richard Tremblay らによる 縦断研究 で「 人間の発達史上、もっとも攻撃的なのは2歳児 」と示されています。
ことばを育てる

言葉が遅い1〜2歳児の見極め|Rescorla Late Talker研究と1歳半検診の判断軸

「うちの子、まだあまり喋らない…大丈夫?」 1歳半検診で "様子を見ましょう" と言われ、不安を抱える親はとても多い。 Temple大の Leslie Rescorla による Late Talker(おしゃべりが遅い子)の長期追跡研究 と Marchman & Fernald の処理速度研究を統合すると、 "様子見で
発達と健康

発達障害グレーゾーンの見極め|M-CHAT-R×ESDM早期療育で逃さない黄金期

「うちの子、発達障害かも?」と感じた時に 発達障害の "グレーゾーン" は "診断つかないけど特性が見られる" 領域 。心配を放置すると親も子も苦しいですが、過剰に心配して早期介入の機会を失うのも避けたい。
発達と健康

トイレトレーニング開始時期と進め方|Brazelton vs Azrin方式の科学的比較

「トイトレ、いつ始めればいい?」 小児科医 T. Berry Brazelton の child-readiness アプローチ (1962)と、行動心理学者 Azrin & Foxx の parent-led 1日完結法 (1971)── 真逆の哲学を持つ2大流派を、Schum 2002 や Blum 2004 など
発達と健康

指しゃぶり・おしゃぶりはいつまで?|AAP/AAPDガイドライン月齢別判断軸

「指しゃぶり、いつ止めさせる?」 指しゃぶり・おしゃぶりは "悪い癖" ではなく、乳児の自己鎮静(self-soothing)行動 です。AAP(米国小児科学会)と AAPD(米国小児歯科学会)のガイドラインを統合すると、 月齢別の判断軸 が明確に見えてきます。
心と社会性

イヤイヤ期の対処法|Kopp自己制御発達理論×前頭前野×Lieberman感情ラベリング

「魔の2歳児、いつ終わるの…?」 イヤイヤ期は "わがまま" でも "親のしつけ不足" でもなく、脳の発達上必然的に起こる自己制御の練習期 です。 Kopp(1982)の自己制御発達モデル、Casey らの前頭前野成熟研究、そして Lieberman(2007)の emotion labeling に関する fMRI
発達と健康

子どもの偏食を直す心理学的アプローチ〜Cookeの「8〜15回ルール」で強制せず食べる子に育てる

「またピーマン残された…」「白いごはんしか食べない…」 2〜6歳の偏食は、親の悩みのトップクラス。"無理に食べさせるべきか" "甘やかすべきか" の間で揺れがちですが、 心理学・栄養学の研究は明確な答えを出しています 。
心と社会性

上の子の赤ちゃん返り対応〜愛着研究で読み解く”わざと困らせる”行動と効果的な3つの声かけ

「赤ちゃん言葉に戻った…」「わざと困らせてくる…」 下の子が生まれた前後、上の子の様子が一変して戸惑う親はとても多いものです。 でもこの "赤ちゃん返り" は、心理学では 問題行動ではなく "愛着の確認" 行動 として説明されます。
ことばを育てる

絵本を同じ本ばかり読みたがる理由|反復読みが語彙獲得に効くHorst研究

「また同じ絵本〜!?」と感じたら、実は学習のチャンスです 子どもが同じ絵本を「もう一回」「もう一回」と何十回も持ってくる。親としては正直、もう飽きてしまう。でも、心理学・発達言語学の研究は、 同じ絵本の反復読みが、語彙の定着には一冊ごとの新規読みよりも効率的 であることを示してきました。
数・思考力・知育玩具

おふろで数を数えるのは意味ある?唱数と基数を伸ばす方法

「いーち、にーい、さーん…じゅう! もう出ていいよ!」 おふろで10まで数えるのは、わが家の毎日の風景。でもふと疑問が。 この「おふろカウント」って、数の勉強になってるの? それともただの儉式? 論文で調べてみました。